
南国・白木谷の豊かな大地
高知県南国市北部の山あいに広がる白木谷地区。
夏はタケノコ、秋は四方竹、冬から春にかけては梅林が季節を彩る自然豊かな大地。
「白木谷の四方竹」は手に取って食された方もたくさんいるのではないでしょうか。
県展無鑑査の洋画家で、中央画壇でも高い評価を得る武内光仁氏が愛情を注いで完成させた手作りの美術館「白木谷国際現代美術館」や、完全放牧で牛を育て山地酪農を営む「斉藤牧場」等、農作物以外にも魅力溢れる ”白木谷” 。
そんな「白木谷」の次なる産業になるよう、今では珍しいイタドリ農家が新たに取り組んだ「イタドリ茶」。
“白木谷の風の風味” をお届けします。
手間を惜しまず丹精こめて
イタドリ茶に使用するイタドリは、連日雑草・害虫との戦いの中、こまめに草を抜き、害虫を取り除き、手間ひまを惜しまずに丹精込めて育てています。
イタドリの葉の収穫は、農家さんが一枚一枚、手摘みで丁寧に収穫しています。
また、葉の乾燥も地場の農協さんと連携して行い、袋詰めもお客様の顔を思い浮かべながら一袋一袋、手作業で作業をしています。

イタドリの特徴
イタドリ(虎杖、痛取、Fallopia japonica、Japanese knotweed)とは、タデ科の多年生植物です。
別名は、イタズリ、スカンポ(酸模)、イタンポ、ドングイ、スッポン、ゴンパチ、エッタン、だんち。
ただし、スイバをスカンポと呼ぶ地方もあります。
草丈は1.5メートルほどになる大型の多年生草本で、肥沃な土地では高さが2メートルを越えます。
春、タケノコのような赤紅色の新芽が地上から生えます。
茎は中空で、若いときは紅紫点があり、多数ある節には膜質で鞘状の托葉があり、その構造はやや竹に似ています。
葉は互生で、広卵形で先が尖った葉を交互につけ、特に若いうちは葉に赤い斑紋が出ます。
雌雄異株で、夏から秋にかけて7 – 10月頃に開花します。
※白木谷のイタドリは各地主様の物です。無断で採る行為はご遠慮ください。
